コットンは私たちに身近なカーテン素材です

カーテンにはポリエステルやアクリルなどの化学繊維や、ウールや麻などの天然素材など、様々な素材が使われています。コットン(綿)素材で作られたカーテンもありますが、コットン素材のカーテンにはどのような特徴や、メリットやデメリットがあるのでしょうか。コットンは天然素材のひとつであり、私たちの衣類やタオル類やシーツ類などに使われることが多い、私たちにとって身近な素材です。木綿の種から採取される「種子毛(しゅしもう)」を織り上げた繊維であり、繊維の長さや織り方や糸の太さにより様々に仕上げることができます。目の粗いざっくりとしたものからきめの細かいものまで、コットンには様々な仕上げのものがあり、利用目的や好みなどに合わせて選ぶことができるのです。

コットン素材のカーテンのメリットとデメリットは

コットン素材のカーテンのメリットとしては、まずは肌触りが柔らかいことがあげられます。コットン素材の元になる繊維は先が丸いため、触ってもチクチクすることはありません。小さなお子様のいるご家庭などには、肌触りの良いコットン素材のカーテンがおすすめだといえるでしょう。通気性・吸湿性・保温性に優れることも、コットン素材のカーテンのメリットです。夏の暑さや冬の寒さや梅雨時の湿気など、変化の多い日本の気候に対応できる多様性を備えています。さらに手入れがしやすく、洗濯機などで手軽に洗えるといったメリットもあります。一方のデメリットとしてはシワになりやすいことや、洗うと縮む可能性があることなどに注意が必要です。