上下開閉式のシェードカーテンとは
一般的なシェードカーテンの場合も上下開閉式のシェードカーテンも、縦方向に開けたり閉じたりするのは同じです。ただ、一般的なシェードカーテンは上部が固定されていて、下側のみが開いたり閉じたりするのに対して、上下開閉式のシェードカーテンは上部が固定されていないため、上側と下側の両方から開け閉めが可能なのです。
そのため、光を室内に取り込む自由度が格段に上がるカーテンだと言えます。たとえば、自分に当たる直射日光は遮りたいけれど、部屋を暗くしてしまうのが嫌な場合など、上側は開けておくことで採光を保ち、下側を閉じて直射日光は遮るなどの使い方ができます。また、従来のシェードカーテンではできなかった窓の真ん中だけにカーテンを引くということもできるのが特徴です。
上下開閉式のシェードカーテンを取り入れるメリット
上下開閉式のシェードカーテンは、特別な窓に取り付けるというよりも、家のどの窓に取り付けてもその効果を発揮すると言えます。例えばリビングでテレビを見ているときなど、日光がまぶしく感じるときがありますよね。そうしたとき、光を遮るために一般的なシェードカーテンを閉める場合は、日光を遮れるところまですべて閉めないといけません。しかし上下開閉式であれば、上側を開けておくことで室内を明るく保ちつつ、煩わしいまぶしさだけ遮断することができます。
夜間の寝室では、真ん中から下側をすべて閉めて、上側だけを開けておくことで、外からの視線はカットしながら、夜空を眺めることもできます。また、上下は開けておいて真ん中だけを閉めておくことができるので、窓だけではなく間仕切りとしても利用が可能です。