ヒダ山の数による特徴の違い

ドレープカーテンは生地の厚みとゆったりとしたヒダが特徴ですが、このヒダはいくつかの種類に分類されています。中でも比較的多くのカーテンで採用されているのが2つ山のヒダです。このタイプは文字通り仕上げの幅に対して2倍前後の生地を使用して山を2つ作っています。山の数は見た目の印象に大きく影響するため、より高級感を演出したい場合には3つ山のヒダが最適です。ただし、生地は多く使うほどコストが掛かってしまうので、2つ山よりも値段が高くなります。値段の安さを重視する人に向いているのがヒダ山がないフラットタイプです。フラットは生地を最小限に抑えることで手頃な価格で購入できる上に、自然なウェーブでカーテンの柄をハッキリと見せることができます。

カーテンを購入する時の見極めポイント

カーテンは利用する場所に応じて最適となる物が違います。ドレープカーテンを購入する場合に重要となるのが遮光性です。ドレープカーテンの中には生地の厚みを利用して屋外の日差しや街灯の明かりをシャットアウトできる、遮光機能を備えた物もたくさんあります。この遮光機能は1級から3級まで用意されていて、等級で透過率が変化するので注意が必要です。適度に外の光を取り込みたいなら3級、完全に遮りたい場合は1級と、用途に合わせて選ぶことがポイントになります。遮光性と共に忘れてはいけないのが、夏の日差しによる気温の上昇を抑えたり、冬の暖房効果のアップなどに影響する遮熱性です。カーテンは遮熱性が高くなるほど熱を遮断しやすくなるので、この点もしっかりと確認しておかなくてはいけません。